| 形式 |
アーチ式コンクリートダム |
| 用途 |
発電 |
| 所在地名 |
長野県松本市安曇字栃沢 |
| 位置 |
北緯36度09分15秒 東経137度44分52秒 |
| 河川名 |
信濃川水系梓川 |
| ダム湖名 |
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| 着手/竣工 |
1965/1970 |
| 管理 |
東京電力 |
| 堤高 |
堤頂長 |
堤頂幅 |
堤体積 |
高水位標高 |
| 95.5m |
343.3m |
7m |
301,000m3 |
853.5m |
| 流域面積 |
湛水面積 |
総貯水容量 |
有効貯水容量 |
| 431.5ku |
57ha |
15,100,000m3 |
400,000m3 |
| 水殿水力発電所 |
| 最大出力 |
使用水量 |
落差 |
形式 |
| 245,000kw |
360.0m3/s |
79.78m |
ダム式(混合揚水式) |
| 接近難易度(A-D) |
A |
国道のそばです |
| 開放度(A-D) |
A |
開放的なダムです |
| 総合評価(A-D) |
A |
美しいアーチダムです |
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| 水殿ダムと発電所 |
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| ラジアルゲートは2門 |
右岸から堤体を見る |
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| クレーン |
右岸上流側から堤体 |
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| 巻き上げ機 |
ダム湖 |
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| 導流部から直接下流に水を流します |
天端は歩けます |
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| 上流から堤体遠景 |
左岸から堤体下流側を見る |
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| 堤体を上流側から |
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水殿ダムは、長野県松本市にあるアーチ式コンクリートダムであり、安曇三ダムの1つです。
堤高は95.5mとアーチ式ダムとしてもそこそこ大規模なダムですし、堤頂長も343.3mとかなり長いので、実際に目の当たりにするとかなり大きく感じます。
またこのダムと上流にある奈川渡ダムとの間で揚水発電を行っていて、こちらは下部池になりますが、このダムの直下にある水殿発電所でさらに下流の稲核ダムを下部池とする揚水発電を行っているので、それに関してはこちらが上部池となります。
この水殿発電所は、4基の発電機を持っていてそのうちの2基は揚水発電が可能であり、最大出力は245,000Kwです。
ダムのそばには、公園もあり整備されていました。堤体上は徒歩で入れますが、自動車は入れないようです。
ここの非常用洪水吐は変わっていて、減勢工がなく導流部から直接下流に水を流すようになっています。
下流側は、稲核ダムの下部貯水池でもあるので減勢工がないのでしょう。 |
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