JR西日本・安土駅
安土(あづち)
東海道線 能登川 安土 近江八幡
所在地 滋賀県近江八幡市安土町上豊浦
駅番号 JR-A18
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 東海道本線(琵琶湖線)
キロ程 470.8km(東京起点)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面3線
乗降人員 4,212人/日(2023年)
開業年月日 1914年(大正3年)4月25日
駅種別 業務委託駅 みどりの券売機プラス設置駅
安土駅
安土駅
安土駅(あづちえき)は、滋賀県近江八幡市安土町上豊浦にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。
駅番号はJR-A18。「琵琶湖線」の愛称区間に含まれている。

ホーム 改札口
ホーム 改札口

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅(橋上駅)である。
かつては米原駅 - 京都駅間で最後まで残った木造の地上駅舎であったが、2017年11月19日より橋上駅舎の使用が開始された。新駅舎は延床面積400m2の鉄骨造りで、南北を結ぶ長さ58mの自由通路が併設されており、北口・南口と各ホームにエレベーター、エスカレーターを備えている。
みどりの券売機プラスが設置されている。トイレは改札外に移設されている。
また、北側自由通路下の1階部分に観光案内所が新たに設置された。
北口側は安土城の天守閣をイメージして朱色を配した八角形の塔を設け、安土山を展望できるようになっている。
大河ドラマ『麒麟がくる』の放送開始前に、2019年(令和元年)に安土城が描かれた縦13m、横4mのグラフィック用フィルムが駅舎の北口に設置された。

のりば

番線 路線 方向 行先
1  琵琶湖線    上り 米原・長浜・敦賀方面
2・3 下り 草津・京都・大阪方面

  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
付記事項
  • 主に1番のりば(上り本線)と3番のりば(下り本線)を使用する。
  • 2番のりばは両方向共通の待避・折り返し線(中線)であり、当駅始発の京都・大阪方面行き列車(野洲駅→当駅間は回送)に使われている。ダイヤが乱れたときには当駅 - 米原駅間で運転見合わせとなる場合がある。
その他
  • 当駅は有人駅である。(管理駅である草津駅の管理下に置かれている。

ダイヤ

日中時間帯は1時間あたり2本が停車する。なお、朝と夕方以降は本数が増える時間帯がある。また、朝には当駅始発(平日、土曜・休日ともに各1本。※本数は2022年時点)の設定がある。

備考
  • 1960年代前半(昭和38年頃)までは当駅と神戸駅間の設定(京阪神緩行線で快速)もあったが、通称「ヨンサントオ」のダイヤ改正により廃止された。
  • 2002年(平成14年)3月22日までは夕方や夜に当駅止まりの列車が運行されていた。なお、1987年4月1日(国鉄分割民営化の昭和62年以降)も安土駅始発の普通列車(京阪神緩行線で快速)が時刻表に設定されていたが、運行区間の変更に伴い、この設定は消滅した。

歴史

  • 1914年(大正3年)4月25日:国有鉄道東海道本線の駅として開業。旅客・貨物双方を取り扱う一般駅であった。
  • 1972年(昭和47年)3月15日:車扱貨物の取り扱いを廃止し、貨物の営業を終了。同時に荷物の取り扱いも廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)が継承。
  • 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「琵琶湖線」の愛称を使用開始。
  • 1998年(平成10年)4月7日:自動改札機を設置し、供用開始。
  • 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
  • 2006年(平成18年)10月1日:JR京都・神戸線運行管理システム導入。
  • 2007年(平成19年)3月18日:駅自動放送を更新。
  • 2015年(平成27年)3月12日:入線警告音の見直しに伴い、接近メロディ導入。
  • 2017年(平成29年)
    • 11月18日:みどりの窓口の営業を終了。
    • 11月19日:橋上駅舎および南北自由通路の使用を開始し、南口が開設される。みどりの券売機プラスを導入。
    • 12月1日:JR西日本交通サービスによる業務委託駅となる。
  • 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始する。
  • 2019年(令和元年)11月30日:駅舎の北口にある安土城が描かれたラッピングが除幕される。