| 形式 |
重力アーチ式コンクリートダム |
| 用途 |
発電 |
| 所在地名 |
福井県大野市鷲 |
| 位置 |
北緯35度54分12秒 東経136度40分22秒 |
| 河川名 |
九頭竜川水系九頭竜川 |
| ダム湖名 |
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| 着手/竣工 |
1965/1968 |
| 管理 |
電源開発 |
| 堤高 |
堤頂長 |
堤頂幅 |
堤体積 |
堤頂標高 |
| 44m |
277m |
12m |
113,000m3 |
EL461m |
| 流域面積 |
湛水面積 |
総貯水容量 |
有効貯水容量 |
| 333.6Ku |
62ha |
9,650,000m3 |
6,100,000m3 |
| 湯上水力発電所 |
| 最大出力 |
使用水量 |
落差 |
形式 |
| 54,000kw |
53m3/s |
120m |
ダム水路式 |
| 接近難易度(A-D) |
A |
国道のすぐそば |
| 開放度(A-D) |
C |
ダムサイトに入れません |
| 総合評価(A-D) |
C |
重力式アーチですが・・・ |
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| 鷲ダム全景 |
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| 上流側から堤体 |
右岸から堤体 |
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| 右岸上流から堤体 |
天端の様子 |
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鷲ダムは、電源開発の発電用ダムです。
このダムは、重力式アーチダムという珍しいタイプのダムです。
と言っても、福井県ではここの他にも石徹白ダムがこの形式です。
素人目にはアーチダムのように見えますが、重力式アーチダムではダムの厚みが堤体の下部の方が厚いという重力式ダムの特徴があるのに対してアーチダムではそれがありません。
つまり重力式アーチダムは、アーチダムのようにアーチ状の堤体と両岸の岩盤により水圧を支えるのと同時に堤体の重力によっても水圧を支えていることになります。
クレストには5門のラジアルゲートがあり、低流量放流用としてハウエルバンガーバルブが1門あります。
この鷲ダムと上流の九頭竜ダムの間で揚水発電を行っていて、こちらが下部貯水池になります。
またこのダムから山原ダムに送水管が伸びていてそこからさらに湯上水力発電所に送水して発電しています。
ここは堤体上へは入れないので注意が必要です。 |
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