問6 コンピュータの主記憶の誤り制御などに採用されている方式のうち,1ビット誤りを訂正し,2ビット誤りを検出できる方式はどれか。
 
ア 奇数パリティ方式
イ 水平パリティ方式
ウ チェックディジット方式 エ ハミング符号方式
 
問7 次に示すのは,BNFで記述されたあるプログラム言語の構文の一部である。
<パラメタ指定>として,正しいものはどれか。
 <パラメタ指定>::=<パラメタ>|(<パラメタ指定>,<パラメタ>)
 <パラメタ>::=<英字><パラメタ><英字>
 <英字>::=alblcl・・・・lxlylz
ア ((abc,def))  イ ((abc,def),ghi)
ウ (abc)  エ (abc,(def)
 
問8
後置表記法(逆ポーランド表記法)では,例えば,式X=(A−B)×Cを
   XAB−C×=と表現する。
次の式を後置表記法で表現したものはどれか。
   X=(A+B)×(C−D÷E)
ア XAB+CDE÷−×= イ XAB+C−DE÷×=
ウ XAB+EDC÷−×=   エ XBA+CD−E÷×=
問9 データ構造に関する記述のうち,B木の説明として適切なものはどれか。
ある特定のアルゴリズムに従って,レコードのキー値から物理的な格納アドレスを求めてレコードを格納する。
索引部の各ノードを,そのキー値を中心にして小さい側と大きい側のレコード数がある許容範囲で平衡を保つよう動的に再配置する。
レコードの物理的配置とは独立に,論理的にレコードをつなぐポインタによって,レコードを関係づけて格納する。
レコードをキー値の昇順にトラックなどのアクセス単位(ページ)ごとに格納し,各ページ内の最大キー値とそのページの番地をもつ索引を作る。
 
問10 図のような単方向リストがある。“トウキョウ”がリストの先頭であり,そのポインタには次に続くデータのアドレスが入っている。また,“ミラノ”はリストの最後であり,そのポインタには0が入っている。
“ロンドン”を“パリ”に置き換えることができる処理はどれか。
 
先頭データヘの
ポインタ
120
アドレス  データ部分 ポインタ
 100 ウィーン  160
 120 トウキョウ  180
 140 パリ  999
 160 ミラノ   0
 180 ロンドン  100
 
ア パリのポインタを100とし,トウキョウのポインタを140とする。
イ パリのポインタを100とし,ロンドンのポインタを140とする。
ウ パリのポインタを180とし,トウキョウのポインタを140とする。
エ パリのポインタを180とし,ロンドンのポインタを140とする。